【卒業袴】袴に合わせるのは草履?ブーツ?お気に入りのスタイルを見つけてみて!
こんにちは。トータルフォトスタジオトマト カメラマンの片野です。
卒業式シーズンがいよいよ近づき、課題提出や進学や社会人になるにあたっての準備とバタバタと追われる時期になっていませんか?もう少しで新社会人になる!と、全く違う環境に入っていくことに不安になっている方も少なくないのではと思います。そんな日々に追われてしまいがちな学生だからこそ、学生生活の最後はゆっくりオシャレについて思いを馳せてみませんか?卒業式だからこそ着れる卒業袴。実は組み合わせ次第で様々な雰囲気に変身できるのですが、その代表例として草履とブーツとご自身で好きなスタイルを選ぶことが出来るのです。
ただ、そもそもあまりなじみのない袴スタイルの和装にどちらを合わせますか?と聞かれてもイメージがわかない!というのが多くの方のお声だと思います。と、いうことで今回は袴スタイルのお草履とブーツについてお話をさせていただきます。
なぜブーツ?
そもそも和装である袴にカジュアルな洋装のブーツを合わせるのでしょうか?その歴史をたどってみると諸説あるそうですが一番最初に袴とブーツのスタイルを取り入れたのは坂本龍馬だったといわれています。先見の明がある龍馬は江戸時代でもファッションセンスを先取りしていたのかもしれませんね!ただ世間一般に浸透し始めたのは明治時代で、その当時ファッションリーダー的な存在であった女学生たちが袴にブーツというスタイルを取り入れ始めたからだといわれいます。近年ではコミックや映画で知られている「ハイカラさんが通る」という作品で、一般の人にも浸透していったのではないかと言われています。
明治時代の女学生という、大先輩のファッションを真似する事で勉学の道のラストを飾るというのは時代を超える感じがしてとても素敵な事ですね!
お写真でご紹介!
では早速、卒業袴での前撮り撮影をしていただいたお嬢様のお写真を参考に草履とブーツの組み合わせを紹介してみたいと思います!ぜひ写真や解説を参考にしていただき、自分はどちらのスタイルが好きか考えてみてくださいね!
お草履はクラシカルな雰囲気で!
まずは草履スタイルで基本の1枚!矢絣(やすがり)とよばれる矢羽根を模様としてかたどった伝統的な模様が素敵な小振袖です。袴も紅白の色模様の小振袖に相性のいい暗い紺色を合わせることで全体に締まりが生まれます。袴と小振りの隙間に見える帯は黄色をチョイス!明るい色がアクセントですね。そして今回のお話のメイン「お草履」は小振袖の紅白色に合わせて赤いラインと白い底のデザインの物をチョイス!足元への配色のこだわりは普段のお洒落でも注目したいポイントですね!
和装ならでは!のお草履。もちろん袴とも相性がよく脱ぎ履きがしやすいというメリットがあります。ただ、あまりなじみのない履物となるため慣れるまで歩きづらいというデメリットも・・・袴を決める際にしっかりと準備をしてサイズの合うものを選ぶようにしたり、当日までに鼻緒をほぐすなどして柔らかくしておくと当日も安心です!
モダンオシャレでメリットも!
続いてブーツスタイルのこちらのお嬢様!えんじ色の袴に反対色の緑の小振袖を合わせることで色合いのコントラストが引き立ち飾り過ぎないのにとてもおしゃれな印象を与えてくれています。大ぶりな花柄が可愛くなりすぎず、でも女子らしさをしっかりアピールしているのもポイントです!そして足元にびしっと全体を引き締めるようなショートブーツを合わせていただきました。もちろん袴や小振袖の雰囲気に合わせて白いブーツを合わせたり色合いをコーディネートするのもオススメです!
ヒールがあるものをチョイスしていただければ、身長が増せるので全体的なスタイルがよりよく見えるのと、普段からブーツをはきなれている方であればより草履より歩きやすいというメリットがあります。ただ、慣れない袴姿でのブーツの脱ぎ履きが手間になるというデメリットもあります。場所によっては立ったままでブーツを脱がなければならないタイミングも出てくるので、袴や袖を汚さないようにお友達同士で手伝いあえれば安心ですね!
最後に
今回はお写真を見ながら少しですが、卒業袴に合わせる草履とブーツのメリットやデメリットをご紹介させて頂きました。お草履もブーツもどちらも素敵な装いである事は間違いなし!なので、どんなスタイルで自分をコーディネートしたいのかぜひ袴や髪型、ネイルと一緒にいろいろ考えてみてくださいね!自分らしい素敵なスタイルを見つけてくださいね!
◆◆◆栃木県小山市にある写真館、トータルフォトスタジオトマトです。◆◆◆
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